投稿

7月, 2022の投稿を表示しています

スバル レヴォーグ試乗記

イメージ
久々に試乗をしてきたので記録しておきます。 今回試乗したのは2代目スバルレヴォーグのGT EX。このクルマのウリの一つであろうアイサイトX搭載モデルです。都内から千葉の九十九里浜まで往復ドライブをしてみました。 クルマは極めて良いがインフォテインメント周りが全体的に残念 ざっくりとした印象はこの見出しの通りです。ほぼ非の打ち所のないクルマなのですが。。。一つ一つ見ていきます。 走行性能 低速からのパワー感がとても気持ちいい。高速道路で周囲の流れに乗りたいときや、停止と発進を繰り返す下道などで、必要な速度までスムーズに加速できます。このパワートレインが300万円台で手に入るのはコスパ良すぎでしょう。サスペンションも適度な硬さを持っており、高架橋などのつなぎ目を超える際、コツンと1回だけ揺れた後はピタッと収まる感触が気持ち良い。さすが腰高なSUVとは違います。 ドライブアシスト機能 アイサイトとアイサイトXによる制御が極めて秀逸です。前方への割り込みや、前方車両が急にいなくなる場合もバタつくことなく自然に車両間隔や速度を制御してくれます。2018年モデルのCX-5と比較しても、クルマの視野が広く常に余裕を持ったアシストをしてくれる感じです。例えば、割り込みが入った瞬間からクルマはそれを検知して車間をあけ始め、割り込みが完了した頃には適切な車間になっています。また、前方車両が急にいなくなった場合にも急激な加速をすることなく自然と車間距離を詰め適切な距離を保ってくれます。また、アダプティブクルーズコントロールによる速度指定とは別で、カーブや料金所直前で適切な速度に制御してくれる機能もうまく働いてくれ安心感を更に高めてくれます。日本国内で最も難易度が高いであろう首都高速でもその能力を十分に発揮してくれました。 また、細かいですがSI-DRIVEモードがステアリング上で制御できる点や、マニュアルモード設定時のギア制御(CVTなのでAT的な意味のギアではありませんが)がパドルシフトのみに集約されている点もわかりやすくて秀逸なインターフェイスと感じました。 インテリア 全幅が1800mmを下回っているにも関わらず、社内はとても広く感じられます。コンパクトながらセンターコンソールに横置きのドリンクホルダーを配置している点も好感触です。内装材に高級感はありませんが、車両価格を考慮すると