Android Auto対応版マツコネの情報を調べてみた
今秋のマツダは激しい
9月、10月に入ってマツダのニュースリリースの更新が激しいですね。ざっと挙げると次のようなものがあります。- 2020年にディーゼルハイブリッド車を販売予定
- マツダ技術説明会2018で、ロータリーエンジンを採用したレンジエクステンダーをEVをはじめとした電動化技術や、コネクティビティ技術ではトヨタ自動車とのアライアンスを活用した製品の開発を発表
- CX-5を商品改良
- 2.5リッターガソリンターボエンジンを追加
- 特別仕様車エクスクルーシブ・モードを追加
- ディーゼルエンジンにMT車(SKYACTIV-MT)を追加
- マツダコネクト(通称マツコネ)がAndroid Auto、Apple CarPlayに対応
- アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(SCBS)に夜間歩行者検知機能を追加
- G-ベクタリングコントロールを進化させたG-ベクタリングコントロールプラス(GVCプラス)を搭載
- i-ELOOPを追加
- CX-5の助手席リフトアップシート車の改良
特にCX-5については、以前モデルチェンジ時期を予想していたときに、更新頻度が上がっているとは書きましたが、正直想像以上のペースです。1つ1つの改良内容も激しくて、ガソリンターボエンジンやディーゼルMTなんてのは、おそらくCX-5が気になっているクルマ好きにはヨダレが出るような内容ではないかと思います(一般的にはどうでもいい内容でしょうけど)。個人的には、最大の改良点はマツコネのAndroid Auto、Apple CarPlay対応と考えています(恐らく全マツダ乗りも同じ想いじゃないかと)。
新しいマツコネが気になる
元々、マツコネは必要最低限の機能を備えた安価なインフォテインメントシステムで、完成度の高い車体と比較して評価が低かったのですが、これに今どきのスマートフォンの使い勝手の良さと拡張性を追加したのは大きな進歩だと思います。新しいマツコネが搭載されたCX-5は11月22日に発売となるため、それまで実機に触れるのは難しそうですが、すでに取扱説明書やマツダ技報には情報が掲載されているので読んでみました。私はAndroidユーザなのでAndroid Autoについて書きますが、Apple CarPlayも細かいところを除いてだいたい似たような感じのようです。
- USBポートにスマートフォンを接続するとAndroid Autoモード開始(Bluetooth接続中のスマートフォンを接続しても自動的にAndroid Autoモードに切り替わるらしい)
- ♫ボタンやNAVボタンがNow Playing画面やMap画面と連動する
- コマンダーのホームボタン長押しでCarPlayモード切り替えができる
- ハンドル上のトークボタン以外に「OK Google」でも音声操作が開始できる
- Android Autoはタッチパネルで操作はできず、すべてコマンダーで操作
- USBポートからスマートフォンを抜くとAndroid Autoモード終了
と、こんな感じで、ハードウェアと密に連携しているようです。単なる後付のオマケ機能ではなく、運転中の安全性を考慮した設計には好感が持てます。
また、マツダ技報によると、既に発売されているマツダコネクトにも低コストで後付けできるようハードウェア的にはUSB-HUBの構成変更のみで対応しており、あとはソフトウェアの改良でメモリ使用量を削減したり、CPUの動作周波数を上げるなど最低限の変更で済むようにしているとのことです。実売価格がどのくらいになるかは不明ですが、期待できる内容です。
マツコネの情報はこちらの記事も詳しいです。
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