2021-2022 俺カー・オブ・ザ・イヤー
今年もカー・オブ・ザ・イヤーの季節がやってきました。現在、日本カー・オブ・ザ・イヤー(JCOTY)では、10ベストカーが出揃い、12月10日の最終選考会を待っている状況です。そういえば、去年第一回「俺カー・オブ・ザ・イヤー(OCOTY)」を開催していたのを思い出したので、今年もゆるっと開催します。
俺カー・オブ・ザ・イヤーとは
俺が欲しいクルマ、乗りたいクルマを勝手に発表するイベントです。俺は自動車ジャーナリストでもなんでもないただの一般人です。ほとんどのクルマは試乗もしてませんし、実際に触ったわけではありません(機会があれば積極的にお触りしてましたが)。基本的にネット上のレビュー記事や動画の印象が判断材料です。
選考対象は、同年の日本カー・オブ・ザ・イヤー(JCOTY)と同じく、前年の11月1日より当年の10月31日までに日本国内において発表された乗用車とします。
選考委員は俺一人。一応、JCOTYの選考方法に沿って、「俺カー・オブ・ザ・イヤー」が日本メーカー車だった場合、海外メーカー車でもっとも多く得票したクルマに「俺インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」が与えられます。さらに4つの部門賞、「俺デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー」、「俺テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー」、「俺パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー」、「俺K CAR・オブ・ザ・イヤー」が設けられています。
JCOTYでは第一次選考として、ノミネート車から最終選考の対象に値すると判断した10車(いわゆる10ベストカー)を選びますが、OCOTYの選考委員は俺一人ということで、あまり実施する意味がないのでいきなり最終選考を実施します。
最終選考では、持ち点25点を5車に配点します。そのうち最も高く評価するクルマに対して、必ず10点を与えるものとします。ただし、10点を与えるクルマは1車とします。メーカー様に忖度なんかしないぞぅ!
ノミネート車
第二回 2021-2022 俺カー・オブ・ザ・イヤー
第二回 2021-2022 俺インポート・カー・オブ・ザ・イヤー
第二回 2021-2022 俺デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー
第二回 2021-2022 俺テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー
選考理由
長らく放置されていた印象のあったMIRAIをようやくフルモデルチェンジしたことにより、トヨタが燃料電池車を忘れていないことを認識させた点を評価した。一代限りで燃料電池車を諦めた日本の某メーカーとは視野の遠さ、メーカーとしての覚悟の重さ、体力の高さの違いを思い知らされる。
第二回 2021-2022 俺パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー
該当なし
第二回 2021-2022 俺K CAR・オブ・ザ・イヤー
該当なし
総評
正直なところ、今年は実際に買いたくなるクルマの少ない年でした。ノートは、昨年のヤリスやFITに見た量産型ザクII戦略(ノーマル、クロスオーバー、プレミアムなど他グレードを展開する戦略)をとり、見かけの販売台数を稼いだようですが、実際にはグレードごとの棲み分けがキッチリできていて選ぶ楽しさが演出できていたのではないかと思います。
個人的には、ステーションワゴンタイプのクルマがもっと増えて欲しいところですが、SUV人気に押されまだまだ冬の時代が続きそうです。そんな中、レヴォーグの2.4L版であるSTI Sport Rグレードが追加されたのは朗報でした。気になっていた燃費はWLTCモードで11.0L/kmとなかなか頑張った方ではないかと思います。一点、あんこ色のレザーシートしか選択肢がない点が残念です(この色は選ばんわー)。ステーションワゴン回の記事でも書きましたが、プジョーC5Xがうちの駐車場の制限である全幅1850mmに収めて日本で発売されたら夢のようです。
日本カー・オブ・ザ・イヤーの選考委員であるモータージャーナリストの方々は、きっとゴルフ8推しになるのではないかと予想しますが、手堅すぎて個人的にはワクワク感が足りません。スキの無い良いクルマだとは思いますが。
販売モデル以外の話では、水素エンジンを積んだカローラをレースで走らせたトヨタの行動力には驚かされました。EV以外に脱炭素への道があることを示す意図がありありと感じられます。こういうことは企業体力がないとできないことですが、その体力を良い形で示したトヨタの考え方に共感します。
来年も気が向いたら第三回OCOTYを開催しようと思います。では。
コメント
コメントを投稿