俺カー・オブ・ザ・イヤー2025-2026
今年も俺カー・オブ・ザ・イヤー(OCOTY)の季節がやってきました。日本カー・オブ・ザ・イヤー(JCOTY)では、10ベストカーが出揃いました。最終選考会は2025年12月4日です。この一年は、新型CX-5のサイズアップに残念な思いをした年でした。イギリス旅行でレンタカーを借りて1日ドライブをできたのは楽しかったです。あとはJapan Mobility Show 2025に行ったことですかね。去年のOCOTYの記事はこちら。
俺カー・オブ・ザ・イヤーとは
俺が欲しいクルマ、俺が乗りたいクルマを勝手に発表するイベントです。俺は自動車ジャーナリストでもなんでもないただの一般人です。ほとんどのクルマは試乗もしてませんし、実際に触ったわけでもありません(機会があれば積極的にお触りしてましたが)。基本的にネット上のレビュー記事や動画の印象が判断材料です。
選考対象は、同年の日本カー・オブ・ザ・イヤー(JCOTY)と同じく、前年の11月1日より当年の10月31日までに日本国内において発表された乗用車とします。
選考委員は俺一人。一応、JCOTYの選考方法に沿って、「俺カー・オブ・ザ・イヤー」が日本メーカー車だった場合、海外メーカー車でもっとも多く得票したクルマに「俺インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」が与えられます。さらに4つの部門賞、「俺デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー」、「俺テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー」、「俺パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー」、「俺K CAR・オブ・ザ・イヤー」が設けられています。
JCOTYでは第一次選考として、ノミネート車から最終選考の対象に値すると判断した10車(いわゆる10ベストカー)を選びますが、OCOTYの選考委員は俺一人ということで、いきなり10ベストカーから最終選考を実施します。
最終選考では、持ち点25点を5車に配点します。そのうち最も高く評価するクルマに対して、必ず10点を与えるものとします。ただし、10点を与えるクルマは1車とします。メーカー様に忖度なんかしないぞぅ!
ノミネート車
第六回 2025-2026 俺カー・オブ・ザ・イヤー
第六回 2025-2026 俺インポート・カー・オブ・ザ・イヤー
第六回 2025-2026 俺デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー
第六回 2025-2026 俺テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー
第六回 2025-2026 俺パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー
第六回 2025-2026 俺K CAR・オブ・ザ・イヤー
総評
フォレスターの商品力の高さが群を抜いている印象でした。
BEVの選択肢も相変わらず豊富で、安価なeビターラや、より安価でコンパクトなインスター、老舗のリーフ、変わり種のID.Buzzなど、条件さえ揃えば選ぶ姿が想像できるモデルが増えてきました。ただ、BEVなんてたいして売れてもいないのに、10ベストカーの4割を占めていたのはだいぶ違和感があります。これはモータージャーナリストのメーカーに対する忖度、もしくは世間の感覚とのズレだろうと思っています。
クラウンエステートは惜しかった。全長はいい感じですが、全幅が大きすぎて選べませんでした。クラウンはたくさんバリエーションがあるんだから1つくらい1850mmを切るモデルを出してもよかったんじゃなかろうか。ABテストじゃないけど、全幅が売上にどの程度影響するか確認できたのでは。
プジョー3008も良かったけどクラウンエステートと同じ理由で惜しかった。
プレリュードはどうだろう。競合はBMW 2シリーズクーペ、トヨタスープラあたりでしょうか。この手の特殊なモデルを選ぶ層に「プレリュード」というネームバリューでどれだけ戦えるのか様子を見たいと思います。ただ、こんな玉数の出なさそうなモデルをわざわざ復活させたホンダは頑張りました。
2シリーズグランクーペはインフォテインメントシステム周りは今どきになって、コスパもそれなり。安定の選択肢といった印象です。
タントに市場を奪われていたムーヴがタントに寄せて行った印象はありますが、元々良いモデルだとは思うので、背の高い軽自動車がどうしても嫌だという特殊な層には刺さるのではないかと思います。そこはダイハツのマーケティングチームがなんとかするのでしょう。
来年も気が向いたらOCOTYを開催しようと思います。次は第七回ですね。では良いお年を。
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