新しいクルマに求める条件

はじめに

本ブログでは二代目CX-5(KF系、2018年2月モデル)購入に至る経緯と、購入後のレビュー記事を書いていこうと思います。記事を書いている今のタイミングは既に納車も完了し、200km程度走ったところで非常に満足しています。モチベーションとネタが尽きるまで記事を書いていこうと思うので、CX-5購入検討中の方の参考になれば幸いです。今回は、新しいクルマを選ぶ前に、必要とする条件について整理してみようと思います。

新しいクルマを購入しよう

2018年4月、それまで12年間乗ってきたスバルレガシィ(2006年 CBA-BP5型 2.0R、以下「レガシィさん」)から新しいクルマへの乗り換えを考えていました。これまで、このクルマは故障と呼ばれる故障を起こすことは1度もなく、日々の街乗りから、北海道半周、毎年2回の実家への往復、冬季間ほぼ毎週スキー場への往復など、本当にお世話になりました。

一方的に突っ込まれた三度の事故や、飛び石によるフロントガラスの亀裂により交換を余儀なくされたことも今となってはいい思い出です。そんな思い出深いレガシィさんでしたが、走行距離が10万キロを超え、次の車検を越すには比較的大きめの出費が必要なことが見えていました。燃費性能は街乗り8km/l〜高速で最高14km/l程度と、一昔前の4WDのわりには比較的優秀でしたが、ハイオク仕様だったこともありランニングコストが高めでした。

一方、世の中では、燃費性能はどんどん向上し、自動ブレーキをはじめとする安全装備の性能向上など、今のクルマを乗り続けるよりも新しいものに乗り換えるメリットの方が大きい状況になってきており、ついに新しいクルマへの乗り換えを決意しました。

レガシィさん最後の勇姿

クルマを選ぶ際の観点

私個人のクルマに対する考え方は、「移動のための道具」であり「走りを楽しむためのおもちゃ」です。荷物を乗せるスペースを犠牲にしてまでカッコ重視のクルマはNGですし、かといって、走行性能を無視して積載量や定員数至上主義のハコみたいなのにも乗りたくありません。日常の移動と休日のレジャーでバランスよく使え、見た目もそれなりに重要視しています。特に以下の点が重要です。
  1. 雪道を安心して走れること
    趣味がスキーということで、1シーズンに7〜8回スキー場に行きます。高速道路を経由して最終的にはつづら折りの雪道を走行し、1往復で600km程度になることもあります。最近のスキー場は、除雪が徹底されているので2WDでも大抵問題なく到達できるのは知っていますが、特に道幅の狭い急カーブでは降雪が多くなると、吹き溜まっている場所で登れなくなってしまう2WDを見かけます。毎週チェーンをつけるのは嫌なので、4WD+スタッドレスは欲しいところです。
  2. スキー板含め最低4人乗車できること
    190cm前後の長物数本と家族や友人を乗せて走行します。それなりの量の荷物になるので、ラゲッジスペースと後部座席のスペースは十分に確保したいところです。
  3. 5人乗車でそこそこ快適に長距離移動できること
    スキー板なしですが、田舎に帰るのに5人分の旅行の荷物と人員を乗せて往復1200kmほど走行します。6人以上の乗車が必要な場面はありません。
  4. レガシイさんのパワーウェイトレシオを下回らないこと
    レガシィさんは人と荷物を満載してもパワー的には特に問題ありませんでした。よりパワーがあることに越したことはありませんが、少なくとも同程度のパワーは確保したいところです。

レガシィさんから改善したかったこと

「移動のための道具」「走りを楽しむためのおもちゃ」という意味ではレガシィさんはとても良いクルマでした。しかしながら、購入当時の想定から使い方が変わってきており、より快適性、安全性をアップしたいと思う部分が出てきました。
  1. スキー場からの帰宅前に洗車機で下回り洗浄をしたい
    道路に散布された凍結防止剤は腐食を促進するので、走行後は可能な限り速やかに下回り洗浄をしたいところです。ところが、リアシートが4対6の2分割式だったため、4人乗車の場合、板はキャリアに載せざるを得ず、そのままでは洗車機に入れることができません。板を車内に載せることができれば、スキー場からの帰り道にそのまま下回り洗浄ができます。この課題は4対2対4の分割可倒式リアシートが解決してくれそうです。
  2. キャリアの脱着をやりたくない
    毎年シーズンの初めと終わりにキャリアの脱着を行っていました。たかだか年2回の作業なのですが、ボルトの位置が悪いせいか、冬の寒い時期にドライバーを持っての締め付け作業はなかなか苦痛なものです。できればこの作業から開放されたいものです。
  3. 5人乗車した際、横幅にもう少し余裕が欲しい
    レガシィさんを購入した当時は独身だったので5人乗車するケースは稀でしたが、結婚をして子供ができると、定期的に嫁さんの両親を乗せるなど5人乗車するケースが出てきました。レガシィさんの室内幅は1445mmなので、これより100mm程度は余裕が欲しいところです。
  4. 長距離移動の疲労を軽減したい
    知人のクルマにアダプティブクルーズコントロールが装備されており、前方車両への追従と、設定した車速での走行が自動制御されることで長距離移動の疲労軽減に大きな効果があるということで是非導入したいと考えていました。
  5. 自動ブレーキをはじめとした安全装備が欲しい
    これまで自分自身の過失による事故はありませんが、ヒヤッとする場面は何度かありました。安全装備がついたからといって運転手が注意を怠っていいことにはなりませんが、テクノロジーで事故のリスクを少しでも減らせるのであれば積極的に導入していきたいところです。

新しいクルマに求める条件

以上の事項から、新しいクルマに求める条件がなんとなく決まってきました。まとめるとこんな感じです。
  1. 4WD
  2. ステーションワゴン、SUV、ハッチバック系いずれか
  3. レガシィさんと同等またはそれ以上のパワーウェイトレシオ
  4. 4対2対4の分割可倒式リアシート
  5. 室内幅1545mm程度またはそれ以上
  6. アダプティブクルーズコントロール
  7. 自動ブレーキをはじめとした安全装備
さて、条件は決まったので次はクルマ選びです。続きは次回


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