CX-5を買い換えるか軽く悩んでみた


少し前の話ですが、CX-5の30ヶ月点検に行ってきました。点検中の待ち時間に勧められたのでMX-30のe-SKYACTIV G 2.0を試乗させてもらいました。半年後に車検を控えているので、営業としては買い替えを勧めるいいタイミングだったのだと思います。

正直、サイズや使い勝手的にMX-30の購入は無いのですが、営業さんの稼働にも協力せねばなりません。以下、MX-30の感想です。細かいグレードは確認していませんが、恐らくBasic Setぐらいだと思います。

内装

レベルはとても高いです。ザラッとした感触の薄いグレーのシートは都会的でオシャレな印象。ドアの内張りも似たような色合いの材質で明るい印象です。センターコンソールはコルク材の上に他のマツダ車とほぼ同じレイアウトのレバー・ボタン類が並んでいますが、全体的にコンパクトにまとめられています。エアコン操作パネルはマツダ車にしては珍しく液晶パネル化されていてスッキリしています。全体的に他社(他車)とは一線を画すことを意識しているのでしょう。安っぽい感じは皆無かつ、成金趣味的な印象もありません。この値段でこの質感は超お買い得なのではないかと思います。
観音開きのドアは、4人で利用するときのことを考えたら正直不便だと思います。運転席の後ろに乗り込もうと思ったら、運転席のドアを開けないといけないので。3人だったら助手席側から乗ればいいので、ギリOKといったところでしょうか。まぁ、でも2人で乗るのがいいところでしょうね。

操作系とドライビングポジション

他のマツダ車と同じく、アクセルとフットレストに足を乗せた状態で、ハンドルに正対できます。操作系も突飛なところは一切なく、全てが自然に操作できます。

走り

普通です。特にパワーがあるわけでもなく、不足しているわけでもなく。マイルドハイブリッドと言っても特に違和感もありません。とにかく普通です。

とまあ、あまり購入する気もなく、営業さんが横にくっついているのでじっくり見ることもできず、早々に引き上げてきました。そっとしておいてほしかった。

見積もり

車両の見積り金額自体はWebサイトに載っている価格そのままです。驚いたのがCX-5の下取り価格。それなりの走行距離に達しているにも関わらず、残価保証最大55%のスカイプランと比べても悪くない金額を提示していただきました(さすがに、生の見積り金額を晒すなんて下品なことはしません)。これなら軽い気持ちで買っちゃってもいいか、ぐらいの感覚でした。いや、買いませんが。

期待

今の時期新車を購入するならEV版や、レンジエクステンダーEV版を待ちたいところです。MX-30の特徴はマツダとしては新しいパワートレインが真っ先に投入されることが予定されている点でしょう。しばらくは、このモデルで様子を見るのがいいのでしょうね。

結論

「軽く悩んでみた」とタイトルに入れていますが、全然悩んでいません。見送りです。改めて考えてみるとCX-5のコスパが良すぎます。CX-30やMazda 3も悪くはないのですが、マツダはサイズ感や車格がほぼ同じクルマが多すぎなんですよね。わざわざ買い換える意味が薄い。計画が遅れ気味のラージプラットフォームが現実的になってきたら考えてみます。その前に、他のメーカーからいいクルマが出てこないといいですが。レヴォーグの2.4L版とか。

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