クルマとは乗る人の人生を表すもの

今回は、ほぼ私の妄想話です。

きっかけ

先日、フットレストの取り付けでディーラーを訪れた際、隣でロードスターの購入を検討している方がいました。何気にセールスの方との会話を聞いていると、彼の人生が見えてくるような感覚(=妄想)になったのでメモします。

その方の様子

その方は、年齢が50代後半から60代くらいの男性。痩せ型で身長150cm台後半ぐらいでしょうか。短髪で日焼けした風貌から、外回りの仕事をされているのかもしれません。比較的無口な印象で、喋りまくるセールスの方とはとても対照的。一人で来店されていた様子です。

現在のクルマ

現在乗っているクルマは2001年モデルのカーテン付きトヨタ・エスティマです。確か、車体にはG editionのエンブレムがあったように記憶しています。内装は落ち着いたクリーム系の色合いで、カーテン付きでした。

Toyota Estima L X-Limited
2代目トヨタ・エスティマ(写真はイメージです)

検討しているクルマ

購入を検討しているのはロードスターのMT車。Boseサウンドシステム、ボディコーティングはMG-5、色はマシーングレーを希望。セールスの方に試乗を勧められると、MT車を希望しているわりにはギアチェンジに慣れていないので不安とのこと。結局、セールスの方が運転して試乗に行くことになったようです。そんなんで大丈夫か。

The frontview of Mazda ROADSTER RF VS (DBA-NDERC) with her roof close
ロードスターRF(写真はイメージです)

妄想

ここからは、100%私の妄想です。
今から17年前、当時アラフォーだった彼は、ドライブや旅行、帰省など、家族みんなが乗れるようエスティマを購入しました。家族5〜6人乗せても十分なスペースが確保できる広い車内、長距離移動もラクラクの快適な乗り心地、カーテンが付いているので中で着替えたり、いざとなれば車中泊もできそうです。そんなエスティマは当時大活躍だったに違いありません。

時は流れ、子供は成長して独り立ちをし、夫婦で過ごす時間が多くなりました。かつてエスティマを購入した際にあったさまざまな制約はなくなり、夫婦二人が乗れて少しの荷物が積めれば十分。ついに長年夢だったツーシーターのオープンカーを購入できる、そんな時を迎えました。今まで家族のために使ってきた時間をこれからは妻と自分のために使う、そんな時に新しいクルマは最高の相棒となるでしょう。ロードスターとともに今後も充実したいい人生を送ってほしいと思います(いったい誰目線)。

クルマは乗る人の人生を表す

この妄想が事実とどれくらい近いかはわかりませんが、クルマが乗る人の人生を表すのは間違いないでしょう。雪山に行くのが好きであれば4WD、大人数で移動することが多ければミニバン、たまにしかクルマには乗らないのであればレンタカーやカーシェアを利用するなど、サイズやタイプ、価格帯はもちろんのこと、所有の仕方からも乗る人とクルマとの関わり方が見えてくるはずです。それはランボルギーニだろうが、軽トラだろうが同じです。

それにしてもロードスター良いですね。勝手な妄想を膨らましていたら羨ましくなりました。

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