アクティブ・ドライビング・ディスプレイが快適
今回は、前回ご紹介したキー周りの機能と並んで重宝している「アクティブ・ドライビング・ディスプレイ」について書いてみます。
アクティブ・ドライビング・ディスプレイとは
アクティブ・ドライビング・ディスプレイとは、運転に関するさまざまな情報をドライバーから見やすい位置に表示する機能です。車種によって、フロントガラスに直接照射するタイプと、コンバイナーと呼ばれる透明な板に映し出すタイプがありますが、CX-5では前者のフロントガラス照射型が採用されています。この機能が装着されているのはPROACTIVE以上のモデルです。無印モデルではオプションでも追加装備することはできません。表示される情報
次のような情報が表示されます。並べてみるとかなりの情報量です。
- 車速
- ブラインド・スポッド・モニタリング (BSM) の作動状態と警告
- 隣車線背後から近づく車両を知らせてくれます
- 交通標識認識システム (TSR) の警告
- カメラで認識した道路標識を表示してくれます
- 車間認知支援システムの警告
- 車間距離が近すぎると警告表示してくれます
- マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール (全車速追従機能付) (MRCC (全車速追従機能付)) の作動状態と警告
- 前方車両の認識表示、MRCCの動作状況、速度設定などを表示してくれます
- レーンキープ・アシスト・システム (LAS) &車線逸脱警報システムの作動状態と警告
- 車線の検知状態と車線逸脱時の警告表示してくれます
- AT誤発進抑制制御 [前進時]の警告
- 前進時の誤発進について警告表示してくれます
- AT誤発進抑制制御 [後退時]の警告
- 後退時の誤発進について警告表示してくれます
- スマート・ブレーキ・サポート (SBS) の警告
- 前方車両に衝突する危険のある場合に警告表示してくれます
- クルーズコントロールの作動状態
- クルーズコントロールの動作状況、速度設定などを表示してくれます
- ナビゲーションガイダンス (方向と距離)
- ナビゲーションで次の案内地点までの距離とガイダンスを表示してくれます
情報量多すぎじゃない?
一見表示される情報量が多すぎるようにも思えますが、実際使ってみると状況に合わせて必要な情報が表示されるため、多すぎる感じはありません。また、必要な情報が1箇所にまとめられているので、ほぼインパネやナビ画面を見る必要がなくなり、運転に集中でき精神的にもかなり楽になります。
- 走行中に、車速、速度制限、クルコンの設定速度、速度超過警告などがひと目で確認できるので車速の調整がしやすい
- 同じく走行中に、隣車線後方から接近する車両がある場合にBSMの警告が表示されるため、車線変更前に判断が可能
- クルコンの動作状況が最小限の視線移動で確認できる
- ナビゲーションガイダンスが表示されるため、ナビの画面を見る必要がない
他に表示して欲しい情報があるとしたら、時刻情報くらいでしょうか。ちなみに時刻情報はナビ画面右上に表示されています。
フロントガラス照射型の表示位置の良さ
これらの情報は、運転中の視線と近い位置のフロントガラスに照射されるため、視線移動がとても少なくて済みます。また、フロントガラス照射型のせいか、焦点距離がインパネよりだいぶ遠い位置にあり、焦点を合わせやすいのも特徴です。最近、加齢により焦点距離の切り替えに以前より時間がかかるようになってきた私にとってはとてもありがたい機能です。未来感があってなんとなくかっこいいというのもありますが、そんな見た目以上に実用的な機能ではないかと思います。
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